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2019.06.24Events(イベント)

伊達公子×YONEX PROJECT ~Go for the GRAND SLAM~ の第1回キャンプを開催! テーマは "自分を知る" & "追求する"

6月22日と23日にスポル品川大井町で15歳以下の女子小中学生を対象としたトップジュニア育成プログラム「伊達公子×YONEX PROJECT~Go for the GRAND SLAM~」の第1回キャンプ行われました。書類選考とオーディションで選ばれた4選手が、伊達公子、浅越しのぶ、石井弥起、川田誠氏(R-body project)の指導の下、2年間計8回のキャンプを行い、グランドスラムジュニア出場を目指します。

キャンプ初日のテーマは "自分を知ろう"。基本となる体の使い方やテニスの技術から、各選手の長所・短所を把握することを目指しました。フィジカル面では川田氏による体の機能評価を行い、個体差・左右差を知って改善方法を学び、技術面ではオンコートでマッチ練習と各ショットの基礎練習を行い、各選手の課題を浮かび上がらせました。さらに、夜のセミナーでは伊達がジュニア時代の頃、プロになったきっかけ、選手としての心構えを説き、またITFのトーナメント改革についての説明から、自身の将来の道筋をイメージしてもらいました。

2日目は、初日に把握した課題からターゲットを絞り「サービスの精度」と「ショットの安定性」を"追及する"というテーマで練習を実施。特にサービスは、スピードだけでなくコースを狙えるようにする為じっくりと時間をかけて行われました。伊達からは「肘の位置を高く」「トスの位置に気をつけて」「下半身の力を使って」と声がかかり、ジュニア選手は自分のものにしようと集中して取り組みました。

両日共に伊達、浅越、石井が選手と直接ヒッティングを行い、選手は世界で戦ってきたプロたちのボールに必至に喰らいついていました。

キャンプを終えて伊達は「2日間みんな一生懸命で、やる気と最後までやろうとしていることが見えてよかった。今回のキャンプで気づいた点を忘れないように、また、次回のキャンプまでにより良くしたいと思ったことを意識して取り組んで欲しい」と語りました。

第2回キャンプは8月1日と2日に行われます。さらに成長したジュニア選手の姿が見られることを楽しみにしています。

第1回キャンプを終えて

石井弥起

「今回学んだことをホームコートでも意識して取り組んでください。皆さんには夢しかない。1日1日を大切にどんどんトライしてください」

浅越しのぶ

「毎日の積み重ねが大切です。言われたことを理解して自分のものにするのは自分自身です。持っているものはみんな素晴らしいので、ぜひ活かして欲しい」

川田誠

「みんな自分の体を知るということが達成できた。継続してもらって、次のキャンプで体の状態が良くなっていたら嬉しい。そしてテニスのパフォーマンスへ繋げて欲しい」

成田百那選手

「伊達さんたちとラリーができ、アドバイスも沢山貰えてすごくためになりました。ストロークで精度高くコントロールして相手を振ってボレーで決めることと、伊達さんが教えてくれた左手に注意して、サーブを集中して練習したいです」

奥脇莉音選手

「思っていた以上に体を使えていなかったので、12点満点を獲得できるように取り組みたいです。テイクバックを早くしてチャンスボールを確実に打って、次のボレーに繋げられるようにしたいです。テニスだけでなく人に好かれる選手になりたいです」

山上夏季選手

「練習は厳しかったけど、楽しかったです。伊達さんのテニスが上手で真似したいです。一番勉強になったのは、プレーだけでなく人として良くありなさいという話です。自分もなれるよう頑張ります」

永澤亜桜香選手

「とても良い練習ができて、伊達さんに教えてもらえて嬉しかったです。 "自分を知る"ことで、自分は心もテニスもまだまだだなと感じました。トレーニングやストレッチをこつこつやります」

(左上)川田氏によるトレーニング風景 (右上)熱の入った指導が行われました
(左下)ハードな練習の合間には楽しく談笑 (右下)セミナーでは伊達の貴重な体験談を聞きました

※今回使用したスポル品川大井町インドアテニスコートはGODAIグループが運営しています。

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