長年の夢をついに実現。インタノンが熊本で初優勝　熊本マスターズジャパン

第3回を迎えた『熊本マスターズ2025（Super500）』は、11月16日に決勝戦が行われ、チームヨネックスが4種目で優勝を果たしました。

中でも嬉しい朗報になったのは、女子シングルスのラチャノック・インタノン選手（タイ）の優勝です。10代半ばから世界の第一戦で活躍し、今年30歳になったベテランインタノン選手は、「とても好きです」と語る日本でこれまで優勝経験がありませんでしたが、決勝でインドネシア選手を下し、念願の初優勝を掴みました。勝利が決まると、両手を丁寧に合わせて感謝の気持ちを示す姿が印象的でした。

さらにチームヨネックスはダブルス3種目も制覇。男子ダブルスでは、今季絶好調のキム・ワンホ選手＆ソ・スンジェ選手（韓国）が、日本の山下恭平選手＆緑川大輝選手（NTT東日本）に勝利し、今季10勝目を挙げました。今世紀に入ってから男子ダブルスでシーズン2ケタ勝利を達成したペアは初めてで、キム選手は、「誇らしいことです」と喜びを語りました。

女子ダブルスは、この１年で急成長を遂げたタン・パーリー選手＆ティーナ・ムラリターラン選手（マレーシア）が、日本ペアを相手にストレート勝ち。混合ダブルスは、デチャポル・プアヴァラヌクロー選手＆スピッサラー・パエウサムプラン選手（タイ）がフランスペアとの60分を超える激戦を制し、頂点に立ちました。

また、ヨネックスバドミントンチームも健闘。女子シングルスの髙橋明日香選手、女子ダブルスの保原彩夏選手＆廣上瑠依選手がともに準々決勝へ進出今後のさらなる躍進が期待されます。

ラチャノック・インタノン
NANOFLARE 800、BG65 TITANIUM、POWER CUSHION AERUS Z
キム・ワンホ
NANOFLARE 700、BG80、POWER CUSHION 65 Z  
ソ・スンジェ
NANOFLARE 700、BG80、POWER CUSHION 65 Z  
タン・パーリー
ARCSABER 7、BG66 ULTIMAX、POWER CUSHION ECLIPSION Z
ティーナ・ムラリターラン
NANOFLARE 700、BG66 ULTIMAX、POWER CUSHION ECLIPSION Z
デチャポル・プアヴァラヌクロー
ASTROX 88 D、 AEROBITE BOOST、 POWER CUSHION 65 Z
スピッサラー・パエウサムプラン
ARCSABER 11、  EXBOLT68、 POWER CUSHION 65 Z