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全日本実業団選手権 日立情報通信が初V、再春館製薬所は6年ぶり頂点

実業団日本一を決める「第75回全日本バドミントン実業団選手権」が6月に愛媛県松山市で開催され、男子178チーム、女子34チームが熱戦を繰り広げました。
男子決勝では、準決勝でトナミ運輸を3-0で破って勢いに乗る日立情報通信エンジニアリングが、最多優勝を誇るNTT東日本と対戦。
第1ダブルスでは、霜上雄一選手&野村拓海選手が世界ランキング上位のペアを相手にファイナルゲームを制し、先制点を挙げました。第2ダブルスは敗れたものの、シングルスでは野田統馬選手が元全日本王者の田中湧士選手にストレート勝ち。続く牧野桂大選手も逆転で勝利し、悲願の初優勝を果たしました。
女子決勝は、再春館製薬所とBIPROGYによる昨年と同じ顔合わせ。再春館は、準決勝で岐阜Bluvicをストレートで下して進出。決勝では、エース山口茜選手が第1ダブルスで志田千陽選手との即席ペアを組み、21-16、23-21で勝利。さらにシングルスでもチーム2勝目を挙げ、郡司莉子選手が最終戦を21-14、21-13で締めくくり、6年ぶり4度目の優勝を飾りました。
志田選手は「このメンバーで、このチームで戦えることをとても誇らしく思いました」とSNSで語っています。
また、ヨネックスは準々決勝でACT SAIKYOに惜敗し、ベスト8で大会を終えました。「この悔しさを糧に、来季のS/Jリーグでの優勝を目指します」と巻き返しを誓っています。
