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ソフトテニスの新たな時代へ!第9回アジアソフトテニス選手権日本代表予選会


2025年4月26日~27日、宮城県仙台市青葉山公園庭球場にて「第9回アジアソフトテニス選手権日本代表予選会」が開幕し、男子では上岡俊介選手、丸山海斗選手ペア(Up Rise/one team)が昨年に続き優勝、女子は前田梨緒選手、中谷さくら選手ペア(明治大学)が初優勝し、悲願の日本代表に内定しました。

上岡選手、丸山選手ペアは昨年の代表予選会でも優勝。本番会場のサーフィスを想定し、クレーコートでの試合となる中で、2人の得意なサーフェスで如何なくその実力を発揮。予選リーグ、決勝トーナメントと危なげなく勝ち上がると、準決勝では今シーズン全日本インドアなど複数のタイトルを獲得し勢いに乗る内本選手、内田選手ペア(NTT西日本)と相対するも、上岡選手の鍛え上げられたフットワークとボール回し、積極的な攻撃でポイントを重ねる丸山選手のボレーが見事にフィット。ゲームカウント⑤―2と勝利すると、決勝でもその流れは続き、見事代表予選会連覇を達成しました。

一方の女子は、各リーグ共に混戦が続く中で、前評判通り前田選手、中谷選手ペアは全勝でリーグを突破。決勝トーナメントの1回戦、2回戦では同じく明治大学に所属するペアを相手にファイナルゲームで同士討ち合戦を突破。迎えた決勝戦では、ゲームカウント0-3と先行される苦しい展開でしたが、配球、戦術を練り直し、1ポイント毎に試合の流れを変え、5ゲームを一気に取返し、見事な勝利。昨年ペアでの代表入りを期待されながらも代表に選ばれたのは前田選手のみ。悲願だったペアでの日本代表内定となりました。
残る代表メンバーは5月17日からの「全日本シングルス選手権」、6月14日からの「全日本ミックスダブルス選手権」の優勝者が代表に内定。その後推薦枠選考の上、正式なアジア選手権日本代表が決まります。「第9回アジアソフトテニス選手権」は韓国、聞慶市(ムンギョン)で9月13日から開幕予定です。