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戸塚優斗選手、復活を告げる会心のルーティンを決めて優勝 FIS ワールドカップ マンモスマウンテン ハーフパイプ

FISスノーボードワールドカップは24日、アメリカカリフォルニア州マンモスマウンテンでハーフパイプ第4戦の決勝が行われました。

FISワールドカップ ラークス大会そしてX-GAMESと連戦中の平野流佳選手(太成学院大学)は、後半にフロント、バックサイドの両側でダブルコーク1440を連続させる最高難易度の技と安定感でラークス大会から続けて表彰台のポジションをキープ。一方、戸塚優斗選手(ヨネックス)は今シーズン怪我にも悩まされ、会心のルーティンを披露出来ずにきていました。

しかし、ここにきて戸塚選手が本来の姿を取り戻しました。1本目から後半にダブルコーク1260を連続、ハーフパイプの最後部ぎりぎりでダブルコーク1440を決め、攻めた演技でトップに立ちます。2本目ではさらに難易度を上げ、ダブルコーク14402発入れ、高さと精度を高めてポイントをアップ。「久しぶりにやるべきことを決められたという感じ。滑り出すときにやれると思えた」と自身3年ぶり、7度目のワールドカップ優勝を決めました。平野選手も2本目でダブルコーク1440連続技を決めて2位。女子では冨田せな選手(アルビレックス新潟)が高さ、完成度共に高い滑りで2位に。今大会では、チームヨネックス3選手が表彰台に登壇。

今後もチームヨネックスの活躍と、優れた反発力と安定性のYONEXスノーボードにご期待ください。

使用用具

戸塚優斗:REV

平野流佳:SMOOTH

冨田せな:SLEEK