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世界ジュニア女王の宮崎友花が準優勝! チームヨネックスは4種目を制覇 中国オープン
Super1000の中国オープンが中国・常州市で開催され、9月22日に各種目の決勝戦が行われました。チームヨネックスは4種目で地元の中国勢が優勝。女子シングルスでは、日本の宮崎友花選手(柳井商工高)が、初めてSuper1000の決勝へ進出、準優勝に輝きました。
2022年の世界ジュニア選手権の女子シングルスを16歳で制した宮崎選手が、また一つ大きな一歩を踏み出しました。
世界ランキング21位の宮崎選手は、アップテンポな攻めで準決勝に勝ち進むと、日本の山口茜選手(再春館製薬所)と対戦。1ゲーム目、18オールからの競り合いに勝って先制すると、2ゲーム目は、15-10と大きく先行します。その後、山口選手の猛追で16-15と1点差に迫られますが、リードを許さず、21-15で勝利。
決勝戦では、大堀彩選手(トナミ運輸)を下して勝ち上がってきたワン・ジイー(中国)と対戦。ストレート負けを喫するも、試合時間は52分と長丁場に持ち込み、優勝への執念を見せました。
男子シングルスと女子ダブルス、混合ダブルスの3種目は、中国勢が頂点へ。男子シングルスは、25歳のサウスポー、ウェン・ホンヤンが日本の奈良岡巧大選手(NTT東日本)にストレート勝ち。1ゲーム目は13-12から一進一退の攻防戦でしたが、18-16から抜け出し、2ゲーム目は後半から圧倒。ウェンは「試合に集中できました」と勝因を語りました。
中国決戦になった女子ダブルスは、22歳のリ・イージン&ルオ・シューミンペアが優勝。1ゲーム目は奪われますが、2、3目ゲームを奪い返し、初めてSuper1000を制しました。2022年11月に本格的に組み始めた若手ペアは、現在、世界18位ですが、今後、世界のトップを狙います。
中国ペアとマレーシアペアの決戦になった混合ダブルスは、ファイナルゲームの末、中国のフェン・ヤンジェ&ファン・ドンピンペアに軍配が上がりました。世界3位のペアですが、意外にもSuper1000の制覇は初。地元中国ファンの大きな声援と、身長195センチのフェンの角度ある攻撃が光りました。
使用用具
ウェン・ホンヤン: NANOFLARE 1000 Z、 AEROBITE、 POWER CUSHION 65 Z
ワン・ジイー:NANOFLARE800、AEROBITE、POWER CUSHION 65 Z WIDE
宮崎友香:NANOFLARE 800 PRO、 AEROBITE、 POWER CUSHION 65 Z SLIM
ジェン・ユゥ:NANOFLARE 1000Z、EXBOLT65、 POWER CUSHION 65 SLIM
フェン・ヤンジェ: ASTROX 77 PRO、 AEROBITE、 POWER CUSHION 65 Z
ファン・ドンピン: ASTROX 77 PRO、 BG66 ULTIMAX、 POWER CUSHION 65 Z SLIM