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女子の優勝杯はBIPROGYが2大会ぶりに獲得ヨネックスチームは3位入賞 S/Jリーグ2023 トップ4トーナメント

日本屈指の実業団、クラブチームが男女12チームずつ集まる「S/Jリーグ2023」は、2月23、24日、最終の順位決定戦、トップ4トーナメントが東京体育館で行われました。
昨年末、Jブロックリーグを2位で通過した女子のヨネックスバドミントンチームは、23日、 Sブロック1位の再春館製薬所と対戦し、0-2で敗戦。しかし、北都銀行との3位決定戦は、2-1で勝ち、今季も存在感を示しました。

前回3位の北都銀行との3位決定戦は、第3試合までもつれる大接戦でした。保原彩夏&須藤海妃ペアが、世界ランキング8位の松本麻佑&永原和可那ペアにストレート負けする苦しい出だしでしたが、今季から加入した仁平菜月が、21-14、21-15で永渕妃香選手を破り、勝負をタイに戻しました。

すると3試合に登場したヨネックスの大黒柱、櫻本絢子&宮浦玲奈ペアが、曽根夏姫/飯島真恵七ペアに貫録勝ち。第1ゲームは17本までねばられ、第2ゲームも13-10まで拮抗していましたが、果敢に攻め続けてそのまま13本で勝利。チームの3位を確保しました。

また、女子は、優勝決定戦でBIPROGYが再春館製薬所を下し、2大会ぶり7回目の優勝を飾りました(日本ユニシス時代を含む)。
得点源になったのはダブルス陣。BIPROGYの杉山薫選手は、元世界1位の山口茜選手(再春館製薬所)に敗れましたが、第1試合では、中西貴映&東野有紗ペアが、世界6位の志田千陽&松山奈未ペアを20-22、21-19、21-17の大激戦で下す大金星。

第3試合では、大竹望月&髙橋美優ペア(BIPROGY)が、加藤佑奈&金廣美希ペア(再春館製薬所)を相手に大熱戦を演じ、19-21、21-16、21-18で優勝ポイントを手にしました。

BIPROGYは、6月の全日本実業団も制しており、2023年度の団体戦で、もっとも強さを見せたチームとなりました。