社員インタビュー

プレーヤーに満足していただける
性能開発に貢献を

新潟工場 研究開発室 O.N.

新潟工場 研究開発室O.N.

2012年に入社。半年間の製造部研修を経て、バドミントン開発課へ配属。
2017年4月に品質管理課へ異動し、テニス・バドミントン製造部を担当。
2019年4月に研究開発室へ異動。

今のお仕事の内容を教えて下さい。
研究開発室では材料・製法・評価計測と3つのチームから、製品開発の基盤となる基礎研究を行っています。
私は評価計測チームでスイングやインパクトに関する基礎的知見を得るために、人やラケットの動きを研究しています。
人の動きは個人差があり、また打球感の判定・身体への衝撃伝達は、非常に短いインパクト時間での現象なので、そのメカニズムを定量化することは難しいですが、「プレーヤーの身体特性に適したラケット設計に役立つ基礎情報・新理論を見出すこと」を目標にチームメンバーと日々業務に取り組んでいます。
今のお仕事のやりがいを教えて下さい。
年齢関係なく学び続けられる点です。 研究開発室に配属となりまだ数ヶ月ですが、どの研究テーマも社内では新しいことなので、自分たちで試行錯誤しながら進めているなと感じます。
直面する課題に対して、色々試したり、外部機関の有識者と議論したりと課題解決するための技術・知識を学び続けられる環境だと思います。
つい先日も社外の方と測定機器について話をした時に「こういう確認方法があったのか」と新たに学ぶことがありました。
また部署内でもお互いの研究テーマについて情報を共有することで他分野の知識も身に付きます。
将来の展望について教えて下さい。
私は現部署の前にバドミントン開発、品質管理と2つの部署を経験しました。
部署が変わると仕事内容や立場が変わりますが、その中で大切なのは聴く力・伝える力・継続力の3つだと思います。以前の部署で学んだことも大切に科学的なアプローチができる人になりたいです。そして、世界中の人に“ヨネックスの製品が一番自分に合っている!”と思っていただけるような、プレーヤーをサポートする製品開発に貢献したいです。

社員のある一日

  • 8:20

    朝礼 スポーツメーカーらしくラジオ体操から一日が始まります。
    体操後、その日のスケジュール確認を行います。

  • 8:40

    研究開発室内打合せ お互いの研究テーマについて情報を共有しディスカッションすることで新たな気づきや次のステップに進めることもあります。

  • 10:00

    共同研究打合せ 共同研究先の大学教授と実験や解析の進め方について打合せを行います。
    机上だけでなく、実際の測定場所でも議論し、その場で機器を動かしてより精度の高い測定環境を整えていきます。

  • 12:00

    昼休み 打合せメンバーでランチ。この日は釣りの話で盛り上がりました。
    普段は社員食堂でランチ。入口には当社製品紹介の動画やゴルフ・テニス・バドミントン各種大会の映像が流れています。社員皆で立ち見をすることも。

  • 12:45

    予備実験 午前中の打合せを反映させた測定環境・実験プロトコルで測定を行います。
    実際に測定してみると、まだ改善が必要なところも出てきますので、ここでもブラッシュアップしていきます。

  • 15:00

    測定データの確認 データが正しく取れているかを確認し、その後深く分析していきます。わからないことはその場で質問し、疑問を残さないように心がけています。

  • 17:30

    帰宅 週1~2日でスポーツをして汗を流しています。
    ヨネックス社員は社外でもスポーツを楽しむ方が多いです。