大会８日目を迎え、男女ベスト８が出そろったウィンブルドン選手権。女子ではそのうち3選手を、チームヨネックスが占めています。

昨年優勝者のエレーナ・ルバキナ（カザフスタン）の強打は、大会が進むにつれ鋭さを増しています。初戦こそ第1セットを取られましたが、その後はセットを落とさぬ連勝街道。
去年は「ウィンブルドンで勝った実感がない」と語っていたルバキナですが、今では「前年優勝者だと感じている」と明言。女王の自覚を胸に、準々決勝では昨年の決勝の相手、オンス・ジャバー（チュニジア）と対戦します。

ジェシカ・ペグラ（アメリカ）にとってウィンブルドンは、グランドスラム中、唯一ベスト８進出の無かった大会。その“チェックリスト”を埋めたことを、本人は「クール！」と素直に喜びました。ただもちろんここは、最終ゴールではありません。「もっと上に行きたい」と、次なる目標に焦点を定めています。

そのペグラと準々決勝で対戦するのは、チームヨネックスの同胞、マルケタ・ボンドロウソバ（チェコ）。
４年前の全仏オープンファイナリストは、得意のドロップショットやネットプレーを芝でも生かす術を体得した様子。カウンターの名手ペグラとの一戦は、好対照なプレースタイルが相対する、スリリングな好試合になりそうです。

使用用具

エレーナ・ルバキナ： VCORE 100、 POLYTOUR FIRE 125、 トーナメントウェア
ジェシカ・ペグラ： EZONE 98
マルケタ・ボンドロウソバ： EZONE 100、 POLYTOUR AIR 125