BADMINTON

2023年ワールドツアー初戦となる『マレーシアオープン』（Super1000）の決勝が１月15日に行われ、チームヨネックスが全種目を制覇しました。

女子シングルスは、昨年の年間女王・山口茜選手（再春館製薬所）が、69分の熱戦のすえ、韓国のライジングスター、アン・セヨンを下し、幸先のいいスタートを切りました。

男子シングルスは、世界ランキング1位のビクター・アクセルセン（デンマーク）が順調な滑り出しです。準々決勝以降、奈良岡功大選手（IMG）はじめ、日本勢が果敢に挑戦しましたが、アクセルセンの強打が上回りました。 なお、ここで課題を得た日本の今後の活躍にも期待です。とくにSuper1000で初の準優勝を飾った21歳の奈良岡選手には大きく飛躍しそうな気配が漂います。

男子ダブルスは、22年暮れに初めて世界ランキング1位に到達したファジャル・アルフィアン＆リアン・アルディアントペア（インドネシア）が、勢いを駆って王座に到達。9月の「ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン2022」で、ワールドツアー初優勝を遂げた中国若手のリン・ウェイケン＆ワン・チャンペアを3ゲーム21―18で退けました。

女子ダブルスは、世界ランキング1位のチェン・チンチェン＆ジア・イーファンペア（中国）が貫録勝ち。伸び盛りのベク・ハナ＆リー・ユ―リンペア（韓国）を寄せ付けない強さでした。

混合ダブルスのジェン・スーウェイ＆ファン・ヤーチョンペアは、５戦すべてでストレート勝ち。決勝戦で顔を合わせた日本のエース、渡辺勇大／東野有紗ペア（BIPROGY）に１ゲーム19本まで粘られますが、世界ランキング１位の勝負強さを見せつけました。

使用用具

ビクター・アクセルセン ： ASTROX 100 ZZ、 BG80、 POWER CUSHION 65 Z
奈良岡功大 : ASTROX 99 PRO、 EXBOLT 63、 POWER CUSHION 65 Z
山口茜 ： ASTROX 100 ZZ、 EXBOLT 63、 POWER CUSHION 65 Z
アン・セヨン： ASTROX 77、 BG80、 POWER CUSHION AERUS Z WOMEN
リアン・アルディアント： ASTROX 88 D PRO、 AEROBITE BOOST、 POWER CUSHION COMFORT Z
ファジャル・アルフィアン： ASTROX 77 PRO、 BG80、 POWER CUSHION 65 Z
リン・ウェイケン : ASTROX 100 ZZ
ワン・チャン : ASTROX 88 S PRO
チェン・チンチェン ： ASTROX 100 ZZ、 AEROBITE、 POWER CUSHION 65 Z
ジア・イーファン ： NANOFLARE800、 BG80、 POWER CUSHION 65 Z
ベク・ハナ： POWER CUSHION AERUS Z WOMEN
リー・ユ―リン： ASTROX 100 ZZ、 POWER CUSHION 65 Z WIDE
ジェン・スーウェイ ： ARCSABER 11 PRO、 AEROBITE、 POWER CUSHION 65 Z
ファン・ヤーチョン ： ASTROX 77 PRO、 EXBOLT 63、 POWER CUSHION 65 Z
東野有紗： NANOFLARE 700、 EXBOLT 63、 POWER CUSHION 65 Z