BODY DESIGN WALKING

ヨネックス・オフィシャルアドバイザー OK和男のボディデザインウォーキング

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ALOHA! ウォーキングプロデューサーのOK和男(オーケーカズオ)です。

多くの女性が抱えている足の悩み「※外反母趾」(男性にもあります)、ちなみにフランスの調査論文によれば、男性が硬い皮革で作られたヒールの高い靴やブーツを履いていた時代は、男性の外反母趾は女性よりも多かったという記述があります。そんな「外反母趾」って何なのか?チェック方法、原因、予防エクササイズ、靴の選び方、歩行方法などをご紹介します。

男女共に足元の変形(身体の土台の変形)は、バランス力の低下を招き動作が不安定になります。すると、バランスをとるために余分な力を使って踏ん張ることが増えて局所疲労を起こします。それが身体の歪みを助長して、膝・股関節・腰・肩などの痛みの原因になってしまうのです。

超高齢社会を元氣に歩きぬき、「健康美人寿命延伸」実現のためにも、足趾へのセルフケアを忘れないようにしましょう。「歩くことがもっと愉しくなる」そんなきっかけになれれば嬉しいです! 毎日感動で心を温めて、私と一緒に笑顔でOKウォークを楽しみましょう♪
           ※外反母趾・・・足の親指が外側(小指側)へ曲がった状態



第8歩【外反母趾】


まずは「外反母趾」ってどんな状態のことなのか?具体的に観察してみましょう。足趾の状態は、外から見ただけでは正確な診断ができませんので、本来ならば立った状態で足の骨のエックス線撮影を行います。そして骨の外反角を測りますが、もっと簡単に目安をチェックするには、立った状態で紙の上に足を乗せて、誰かに線を引いてもらいます。親指の付け根の出っ張った部分を交点として、親指と踵の内側から直線を引きます。2本の直線で作られた角度が外反母趾角です。
この角度が大きくなると外反母趾と言う事ですが、その数値はいろいろな目安がありますので、代表して日本整形外科学会外反母趾ガイドラインによる数値を引用させていただきます。
→(20~29度=軽度、30~39度=中等度、40度以上=重度の外反母趾と診断される)
20度以上になると外反母趾と診断されるわけですが、角度の程度と痛みの強さは相関しないので、軽度でも痛みが強くて辛い思いをしている人、重度でも痛みが弱く軽視してしまう人もいますが、いずれのケースも早めの対策が大切です。角度だけではなく、開帳足(足の横幅が広がってしまった状態)・浮き指・タコ・痛み・しびれなどの不快な症状がないかも合わせて確認しましょう。




【予防・改善エクササイズ】
外反母趾の体操として、タオルギャザー・つま先立ち・足指じゃんけん・ホーマン体操など、様々なものが公表されていますが、中には予防にはOKだけど、改善(既に外反母趾の人)にはNGだったり、間違ったやり方で頑張ってしまうケースもありますので、外反母趾を防ぐ歩き方などと共にまた機会を改めて詳しくご紹介します。
まずは、外反母趾を知ること。原因となる悪い生活習慣を改善する事!毎日履く靴の事!から考えてみましょう。


【なぜ外反母趾になってしまうのか?】
次にあげる項目にいくつ該当しますか?
1:ハイヒールやミュール、ヒールが高く先の細い靴が好き
2:足の人差し指・中指の付け根にタコができる
3:足趾や足裏の筋力が低下して開帳足・扁平足になっている
4:母親や祖母などが外反母趾である
5:足のねじれ(歪み)過剰回内/オーバープロネーション(足首が内側へ倒れこみすぎる)
6:足先のタイプがエジプト型(親指の先が一番前に出ている)
7:サイズの大きな靴が好き

如何でしたか? ひとつ具体例として上記の3を詳しく書きます。開帳足というのは、足の筋力低下により、足の甲の部分にある中足骨という骨が横に広がってしまった状態。いわゆる親指から小指側にいたる横のアーチが崩れ足が横に拡がった状態です。拡がった親指が筋肉に引っ張られて曲がってしまい外反母趾になります。
上記項目で該当数が多い程に、外反母趾の確率が高くなっていきますので注意しましょう。


【外反母趾対策の靴選び】
足もお顔同様に一人一人違います。その足を理解しないまま良い靴は選べません。と言う事で、靴選びの為にもたくさんのポイントがあります。足の特徴やサイズを正しく知る方法については、また機会を改めてご紹介します。
今回は、その他のポイントを5つに絞ってご紹介します。この機会に人体の土台"足"の構造・仕組みを学び、靴選びに活かしましょう。
1:靴の機能は勿論、足本来の動きを導き出す靴かどうか?!自分の感性(心地よさ)も大切にしよう!
2:足裏のアーチがフィットして重心移動がスムーズに行える靴は、足の前すべりを防ぎます。
3:ヒールカウンターの構造がしっかりしていて、踵の安定感が良い靴は、過剰な回内・回外(足首の捻じれ)の予防になります。
4:甲の部分のフィット感の高さが歩行を安定させます。ここをしっかり締めることで、緩んだ中足関節を締めて横アーチが復活して親指の外反の修正も期待できます。
5:自分の足の屈曲のポイントが合っている靴は、足趾を正しく使った歩行を促します。




【外反母趾を防ぐ歩き方】
最後に歩き方のポイントを2つご紹介します。
1:足首が過剰に内側(外側)へ倒れすぎないように注意して歩く。
2:足趾と足首をしなやかに動かして、足趾までしっかり使って地面を押し出すように歩くことで足趾の退化を防ぎましょう。すると下腿の筋肉ポンプも良く動き、第2の心臓と呼ばれる足の機能も活発に働くので、浮腫みや冷えの改善にもOKですよ。

以上、今回はお悩みの声の多い"外反母趾"に関して、いくつかのポイントを書きました。日常生活に支障を来す前に、いま症状がある人もない人も、常日頃から足趾のチェック習慣を持って人体の土台である足の健康を保ちましょう。




ウォーキングプロデューサー/日本肥満予防健康協会 名誉講師
日本体育協会公認スポーツプログラマー/JNWLノルディック・ウォーク公認指導員/NESTA PFT/化粧品検定1級/コスメコンシェルジュ

OK和男

ウォーキングプロデューサーとして、学校・企業・芸能スクール・ミスコンテスト・ブライダルウォーキング・マナースクール・メタボやロコモの予防など様々な現場でのウォーキング指導・講演。日本は勿論、ハワイでのウォーキングイベント実施、ウォーキングインストラクターの養成など【歩きで人生を豊かに】をキーワードに、心と身体の健康美に関する活動をしている。
日本ボディデザイン協会代表
著書:「歩くだけでやせる!OKウォーク」(ソフトバンククリエイティブ)
http://okkazuo.com/


コラム

第1歩【最もシンプルな健康美容法は"歩くこと"】
第2歩【"美脚の大敵!冷え・浮腫み"スッキリ・ウォーキング】
第3歩【"エイジングケア"にウォーキング】
第4歩【基本ウォーキングフォーム】
第5歩【疲れにくい歩き方って?】
第6歩【歩く人を思ってつくる靴】
第7歩【ロコモ※対策と健康寿命延伸】
第9歩【腰痛解消ウォーキング】
第10歩【デキる人に学ぶ 疲労を溜めない身体づくり】
第11歩【腰痛解消ウォーキング2~猫背が腰をダメにする】
第12歩【光に抱かれて風をまとう♪春のOKウォーキング】
第13歩【100歳健脚づくりで膝を守るvol.1】~ウォーキング指導現場から見る"お膝"事情~
第14歩【100歳現役・元氣に歩く秘訣】
第15歩【ウォーカー仲間と交流して心を豊かに♪】


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