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2019.03.12Matches(大会・試合)

王者の貫禄!桃田賢斗選手が日本人男子シングルス初となるヨネックス全英選手権制覇


世界選手権に次ぐ格付けで、今年で109回目を迎える歴史と伝統ある『ヨネックス全英選手権』(Super1000)の各種目決勝が3月10日に行われ、男子シングルスの桃田賢斗選手(NTT東日本)が同大会で初の栄冠に輝きました。同大会の男子シングルスでは日本人初の優勝となり、日本勢としても大きな快挙を成し遂げました。


桃田選手は自身初となる全英選手権の決勝戦にASTROX 99を携えて登場。同じく同大会初の決勝進出となるビクター・アクセルセン(デンマーク)との対決になりました。第1ゲームは8連続ポイントでアクセルセンを圧倒し21-11で制するも、第2ゲームではアクセルセンが強いスマッシュで15-21として盛り返します。勝負の行方はファイナルゲームへともつれましたが、桃田選手が21-15で奪い返して1時間21分に渡る戦いに勝利。同大会初優勝を懸けた戦いは桃田選手に軍配が上がり、先週のヨネックスドイツオープンに続き、今季2勝目です。

「今大会初優勝できて嬉しいです。今回は自分の勝利というより、日本代表としての優勝だと感じています。日本のレベルアップのために、自分自身もさらに頑張りたいと思います」とコメントした桃田選手。今後のさらなる活躍に期待が高まります。


日本勢は今大会の準決勝、決勝戦限定モデルウェアも着用して試合に臨みました。大会2連覇を狙う混合ダブルスの渡辺勇大&東野有紗ペア(日本ユニシス)は昨年の決勝戦と同じく、世界ランキング1位の中国ペアと対戦。粘り強く喰らいつきますが、17-21、20-22で惜しくも準優勝。また、女子ダブルスの永原和可那&松本麻佑ペア(北都銀行)は今季初優勝を目指し、元世界ランキング1位の中国ペアとの戦いに挑みましたが、こちらも準優勝となりました。


今大会でヨネックスが高品質のシャトルコックなどの用具提供を始めて36年。今年もヨネックスストリンギングチームが大会と選手を支えました。トップストリンガーが様々な国際大会での経験に基づいた確かな技術と、日本製の高性能ストリンギングマシンによるサービスを提供し、プレーヤーの様々なニーズに応え、実力以上の力が発揮できるように活動を行ないました。これからもヨネックスストリンギングンチームは〝最良のパートナー″として全英選手権をサポートしていきます。

使用用具

桃田賢斗:ASTROX 99AEROBITEPOWER CUSHION 65Z
ビクター・アクセルセン:DUORA Z-STRIKEAEROBITE BOOSTPOWER CUSHION 65ZM
渡辺勇大:DUORA Z-STRIKEBG66 ULTIMAXPOWER CUSHION 65Z
東野有紗:NANOFLARE 700BG66 ULTIMAX
永原和可那:ASTROX 88 SAEROBITEPOWER CUSHION 66Z
松本麻佑:DUORA 10AEROBITEPOWER CUSHION COMFORT Z WIDE MID

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